独立行政法人 国立科学博物館、大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立極地研究所、国立大学法人 九州大学は、1902 (明治 35) 年に現在の埼玉県越谷市に落下した隕石を分析し、分類を L4 普通コンドライト (球粒隕石) と確定しました。また、この隕石は 2 月 23 日、国際的な隕石の認証団体である国際隕石学会に「越谷隕石 (Koshigaya)」として登録されました。習志野隕石に続いて国内で 54 番目に確認された隕石です。
1902 (明治 35) 年 3 月 8 日の明け方に埼玉県南埼玉郡桜井村大字大里 (現在の越谷市) に隕石が落下しました。重量は 4.05 kg です。宇宙線生成核種からのガンマ線が検出されたこと、鉱物組成分析の結果などから、分類を L4 普通コンドライト (球粒隕石) と確定しました。この隕石は国際隕石学会に「越谷隕石 (Koshigaya)」として登録されました。
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