九州大学の研究−過去・現在・未来




 1990年11月, 約200年ぶりに 雲仙普賢岳が噴火を開始し, 溶岩ドームを形成し, 火砕流を頻発し, 多数の犠牲者と 多大の被害を出したことは, 皆様の記憶に新しいことと存じます.
 九州大学では, 理学部附属島原地震火山観測所を 中心とする大学関係者が 一丸となり,噴火の 兆候からマグマ脈動の 停止に至るまでの全過程を 科学的に追求し, 膨大な観測データを得ました.
 その一部を展示公開することによって, 雲仙火山の研究の一端を 広く市民の皆様にご紹介するとともに, 自然現象および それによって生じる自然災害に 対する認識を 一層高めていただくことを目的に, この展示会を開催することにしました. 多数の皆様のご来場をお待ちいたします.

日 時: 平成10年6月11日(木)〜 6月29日(月)
10:00〜18:00   *6月22日(月)は休館
場 所: アクロス福岡2階交流ギャラリー
主 催: 九州大学
協 賛: 財団法人アクロス福岡, 島原市
後 援: 福岡県教育委員会, 福岡市教育委員会




日 時: 平成10年6月21日(日)
14:00〜16:00(13:30開場)
場 所: アクロス福岡 7階大会議室
(先着250名様まで)
講 師: 柳  哮(九州大学教授) 「火山はどのようにしてできるか」
太田 一也(九州大学名誉教授) 「雲仙火山の噴火活動をふり返って」