第1部: は じ め に

「インターネット博物館」 開館のいきさつ

   九州大学は,現在, ユニヴァーシティ・ ミュージアム (大学博物館) の 建設を計画中です. その目的は, 九州大学における すぐれた研究の 「過去・現在・未来」の 姿を社会に発信することです. 私達は九州大学で 行われた , 行われつつある, そして将来 行われるであろう 研究の姿を社会に公開し, その成果を 社会に還元する 責務があると 考えているからです.
 このユニヴァーシティ・ミュージアム計画 を先取りして,昨年から「先行展示」を 始めました.その一環として, 本年6月,アクロス福岡において 公開展示会: 「雲仙普賢岳の噴火とその背景」開催致しました. この展示は 九州大学理学部 と, 理学部附属島原地震火山観測所おける研究の一部を 社会に公開する試みで, 多数の方々にご来場をいただき, 大変好評を博しました.
 この公開展示の経験を生かし, ご来場の方々からいただいた貴重な ご意見を参考にして, 展示内容に改良を加え, このたびインターネット上に 「インターネット博物館」 として 公開することに致しました. まだ完成品とは言えませんが, 今後改良を加え, より良い博物館にしたいと 存じますので,皆様のご意見を お聞かせいただければ幸いです.

  1998年9月1日 九州大学 理学部
 
   公開展示会の記録:
  (1) ポスター
  (2) 開会式
  (3) 杉岡洋一九州大学総長の挨拶

   島原地震火山観測所の紹介
 


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