噴火
活動
3-5: 噴煙活動

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 1990年11月17日 の最初の噴火は, 地獄跡と九十九島両火口での, 水蒸気爆発でした. 噴煙は一旦,次第に衰退しました. しかし,翌年2月12日には, 地獄跡火口南縁に 屏風岩新火口が現れ, 激しく火山灰を噴出しました. 4月に入るとさらに激しくなり, 新しい溶岩の破片を 混じえたマグマ水蒸気爆発 へと 移行しました.


  噴火開始初期の火口群の位置
   地割れは溶岩噴出直前に 発生しました. それぞれの火口に 多数の噴火孔が出現し, その後一部を除いて 合体しました.
 


  最初の噴火
   1990年11月17日 に地獄跡火口 (左) と 九十九島火口 (右) で 噴火が始まり, 地下水をたっぷり含んだ 土砂を噴き上げました.
 


  再噴火
   1991年2月12日 に,屏風岩新火口で 多量の火山灰を伴った 噴火が始まりました.
 


  火山灰に厚く覆われた普賢神社
   新しい噴火は 普賢神社の真裏で 始まりました. 今は溶岩ドームに 埋もれてしまっています.
 

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