地震計 4-1: 地 震 計

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 地面の 「ゆれ」 を 測定する器械が 地震計 です.
 現在では,ほとんどの 地震計が 図1ように 「換振器」 と 呼ばれるセンサー部, そしてアンプと記録部 からなる 「記録計によって構成されています.
 換振器は 図2 のように, 振り子の先についている コイルが磁石の中で 動くことによって ゆれ」 つまり 振動」 を 電気シグナルに変換する 装置です. 上下,東西,南北 方向それぞれの 振動成分の換振器を 使います.
 記録計は換振器からの 電気シグナルを アンプで増幅し, 記録する装置です. 記録方法は様々ですが, 昔はドラム上の紙に ペンで振動を記録しました. 現在はコンピュータを 使った デジタル方式主流です.



  図1:地震計の構成
 



  図2:地震計センサー部(上下動換振器)
 

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