
第4部目次

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最近の地震計は
地震動を電気シグナル
として磁気テープや
メモリーに記録して
いるので,これを
高速で再生すれば
「音」 として聞くことが
できます.
例えば,電気シグナルの
記録を100倍の速度で
再生すれば,観測時の
1分間が0.6秒に
短縮されます.
つまり地震動の周波数は
100倍になり,
例えば10Hz の
地震動は1000Hz の
音として聞こえるわけです.
下図に,3種類の異なった
性質の地震動が
あげられています.
これらを音響化して
聞くと,性質の異なった
音として聞こえます.
火砕流 や 火山性地震,
余震 等を音で判断して,
地下や地上で何が起こっているか
推定することができます.
皆様のパソコンに合う
サウンド形式を
下図の右のメニューから選んで
クリックして下さい.
3種類の異なった地震動の
音響化した「音」を
聞くことができます.
これらの音は,
実際の地震動の記録を
81.9倍の速度で
再生したものです.
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