観測網
4-3: 九州の地震観測網
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島原地震火山観測所
は現在,島原半島に9ヵ所
の地震観測点を設置して
観測を行っています.
その他,九州内に
16ヶ所の観測点からなる
微小地震観測網
を
もち,九州地域の
地震観測を行っています.
各観測点における
地震データは,主に
衛星通信
を利用した
テレメタリングシステム
によって
島原地震火山観測所に
リアルタイムで伝送され,
コンピュータによる
自動処理が行われています.
衛星通信テレメタリングシステム
は他大学の観測点の
データも同時に受信することが
可能であり,
この利点を用いて
鹿児島大学
や
東京大学
,
高知大学
とも
データの交換を
行っています.
さらに,これら大学の
地震観測網による
地震データは
気象庁にリアルタイムで
伝送され,地震活動監視にも
役立てられています.
● 観測坑道(トンネル)内に
設置された地震計
(手前),と
傾斜計(奥)
● 島原地震火山観測所の
の本館屋上に設置され
ているデータ
送受信用の
パラボラアンテナ
(直径2.4m)
● 島原地震火山観測所内
にあるデータ受信・
処理システム
● 地震観測点概観
長さ30mのトンネルに
なっていて
最奥部に
地震計等のセンサーが
設置されている.
坑口の上にある
パラボラアンテナで
地震データの
送信をする.
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衛星通信地震テレメタリングシステム
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