プレート 5-6: フィリピン海プレートが見えた

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 プレートテクトニックス によれば,九州 の地下には 東南方向から フィリピン海プレートもぐり込んでいることに なっています. 地震源分布 から これを鮮やかに見ることが出来ます.


  日本の近辺のプレート
 


  震源分布から見たフィリピン海プレート
   第4部第4ページ九州地方の震源分布 (クリック!)およびフィリピン海プレートが 沈み込む方向の 断面図 (クリック!)が示されています. この図はフィリピン海プレートが 九州の地下にもぐり込んでいる 様子を如実に示しています.
 これらの震源を透明な厚いアクリル板上に 「点」で描き,アクリル板を何枚も重ねて 震源の深さを表した 立体模型作り,背後から照明を当てました. 驚くほど見事に, フィリピン海プレートが 九州の下へ沈み込んでいる 様子がわかりました (下のステレオ写真)


  九州の震源分布の立体模型のステレオ写真
 左の写真を左眼で, 右の写真を右眼で 見てください. (少し時間をかけて ゆっくり見て下さい.) 九州東海岸, 豊後水道から 日向灘にかけて フィリピン海プレートが 九州の地下へ 沈み込む様子が 立体的に見えるはずです.

 

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